貴社の記者が汽車で帰社する

音楽で人生が形作られている男の戯言

黒服限定GIG 2022 Day1

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本日は先週末にさいたまスーパーアリーナで行われ、全宇宙のSLAVEが慟〜ドウコク〜哭してしまったLUNA SEAではなくLUNACYによる黒服限定GIGの初日についての感想を書こうと思います。

 

黒服限定GIG 2022

12月17日セトリ 

〈第1部〉

1.THE SLAIN

2.FATE

3.SLAVE

4.MECHANICAL DANCE

5.BRANCH ROAD

6.SYMPTOM

7.SANDY TIME

8.SHADE

〜換気タイム〜

〈第2部〉

9.JUNK(もう死んだふりさせない)

10.Dejavu

11.SEXUAL PERVERSION

12.BLUE TRANSPARENCY限りなく透明に近いブルー

13.LASTLY

14.CHESS

15.NIGHTMARE

〈アンコール〉

16.MOON

17.WISH

18.PRECIOUS...

 

初日のセトリやばくないですか?2日目もやばすぎて死んだふりできないで死んだんですけどこれはやばいです。

 

1.THE SLAIN

「1曲目なんだろうな〜FATEかCALL FOR LOVE〜Dejavuかな、もしかしたら前回の黒服のように鐘の音からシスみたいな服装をした合唱隊による賛美歌始まりかな」と思っていたら時計の針の音が聴こえたので思わず大聲を出してしまいました。

実は黒服の3週間前にコロナに罹ってしまい無事に完治してから更なる予防として「自分が誰かも知らずに千の仮〜MASK〜面」を被ってきたのですがRYUICHIの歌聲を聴いた瞬間に涙でMASKがNURA SEAになってしまいました。

 

2.FATE

前曲で既に興奮の坩堝にいた僕は冒頭の「FATE!」のところで思わず聲を出してしまい、本当に狂って痛い人になってしまいました。

 

3.SLAVE

この曲のイントロが流れた瞬間、ここにいる人々は"楽しみ"という名の灰を手にしたと思います。

僕は前後両隣に迷惑にならないよう軽くヘッドバンキングしてましたがやりすぎて首が取れました。

 

4.MECHANICAL  DANCE

Jのベースが聴こえたあとに畳み掛けるような真矢のドラムを聴いた瞬間僕は涙が止まらない枯れてしまう罪を抱いた醜い身体「E・D・E・N」になってしまいました。

会場はマジで近代的楽園で興奮したSLAVEの誰も彼もが狂いそうになる自分を圧さえていました。

 

5.BRANCH ROAD

前回の黒服限定GIGでも演奏されたので演奏さ

れるのは大方予想していましたが、初めて生で聴けたので赤い涙を流し続けました。

歌詞の内容が内容なだけに親や友人とは聴けないのでコンクリートの部屋の中、孤独に死す故に孤独状態で聴いてます。

 

6.SYMPTOM

全SLAVEの首が取れてしまったであろうヘドバン曲。

途中のRYUICHIのシャウトは完全に限りなくRAYLA様に近いRYUICHIでした,

 

7.SANDY TIME

CROSS TOURで乾いたこの街こと仙台での公演初日にレア曲枠で演奏され参戦していた僕は無事に昇天したことが翌日の朝刊の一面を飾ったことでも有名な曲です。

RYUICHIの囁くようなタイトルコールからこの曲が始まった瞬間僕の身体は砂の中に埋もれてしまいました。

終盤の繰り返されるJのベースラインとSUGIZOINORANのギター、真矢の淡々としたドラムにさいたま新都心は完全に砂丘の世界になっていました。

 

8.SHADE

第1部を締めくくった曲はLUNA SEAいやLUNACYでも最凶のヘドバン曲SHADEです。

この曲の狂ったギターが始まった時さいたま新都心エナメルの夜になってました。

途中のワルツのような正しくLUNACY(狂気)なメロディーはいつ聴いても怖いですね。

 

9.JUNK (もう死んだふりさせない)

換気タイムも終わりメンバーが登場し、RYUICHIが「もう死んだふりさせない...JUNK!」と言った瞬間、会場にいた全SLAVEが大聲で慟〜ドウコク〜哭してました。

未発表曲でも前回の黒服で演奏されたNIGHTMAREやSUSPICIOUSはやるだろうと思っていたので、まさかこの曲をやるとは思いもしませんでした。

そしてこの曲の1番の見所はINORANの約30年ぶりのギターソロ」です。

もう一度言いますINORANの約30年ぶりのギターソロ」です。

本当の初期から追っている方々以外では往年のSLAVEですら見た事がないであろうINORANのギターソロを目撃してしまい、ここだけでチケ代&交通費&宿泊代etcを回収したといっても過言ではないレベルでやばかったです。

マジで死んだふりできなくなりました。

 

10.Dejavu

ライブの定番曲としてもお馴染みのDejavuはこの位置で演奏されました。

この曲のサビの振り付けがめちゃくちゃ好きなんですよ。曲も勿論大好きなんですけど。

完成前のRYUICHI語ver.でやるかと思いましたが、IMAGE収録ver.でした。

 

11.SEXUAL PERVERSION

ギターソロで杉バウアーが見れることでも有名なTIME IS DEADの原曲です。

TIME IS DEADを演奏するだろうというSLAVEの予想を良い意味で裏切った素晴らしい展開でした。

僕もTIME IS DEADを演奏するだろう思ってたので、この曲の予習が足りずギターソロ辺りまで原曲だと気付きませんでした。 

完成形ではなく原曲の方を演奏するLUNA SEAの楽曲へのAIの深さに感動しました。

 

12.BLUE TRANSPARENCY限りなく透明に近いブルー

LUV TOURで感情の無い街こと仙台で聴いて以来のブルトラでした。

久々に聴いたので感情の無い街(さいたま新都心)の中で理性が抜け出て行きました。

 

13.LASTLY

メジャー2ndの「EDEN」に収録されているのでライトなファンは「EDENは違うんじゃない?」と思ったかも知れませんが、インディーズから存在している曲です。

インディーズの楽曲とはいえマジでレア曲中のレア曲過ぎて演奏される可能性が低いと思っていたので、演奏された時会場に僕のバカデカい聲が響き渡ったと思います。

左回りの時計を購入して「帰りたい あの日へ」

状態になってます。

 

14.CHESS

LUNACYの最速最凶ヘドバン曲が来ました。

SHADE等で手と首を酷使し過ぎたSLAVEのそんな風景の好きな女神に「タヒねば。」と言われた気がします。

 

15.NIGHTMARE

デモテープにしか収録されていない名曲です。

前回の黒服のDVDでこの曲の終盤の一人ひとり消えていく演出を見た時に「聴きたい!」と思っていた曲なので聴けて良かったです。

曲は完全にGHOST OF ROMANCEの頃のDEAD ENDの影響をモロに受けたような雰囲気ですが、それをLUNA SEAのものにしてしまったのは脱帽です。

LASTLYやSANDY TIMEもそうなんですが、この曲もJのベースラインがカッコよすぎてこの日は箱スレの僕も含めJスレの方々は無事に昇天してしまったと思います。

 

16.MOON

アンコール待ちでSLAVEがスマホライトで会場を「幾千の星に抱かれて ロマンを叫び続けて」状態にしてこの曲が演奏された時の感動は半端なかったです。

ただ杉原有音さんもMCで仰っていたように演奏されると同時にスマホライトが中途半端になっていたことと、僕含め白MASKが多かったので2日目は「綺麗だからスマホライトをしっかりやって欲しい」&「黒MASK」を「強制ではありませんが命令」されました。

実はVISUALーKEIのライブで「テッテケテケテケ」イントロことディレイを使った曲を初めて聴けたのは物凄く良かったです。

 

17.WISH

LUNA SEAの数々のライブの締めとして演奏されている有名な曲。

この曲に何度救われてきたか分かりません。

聲は出せませんでしたが最初の「I WISH!!」でSLAVEの聲が聴こえたような気がしました。というか聴こえた。

 

18.PRECIOUS...

この曲もLUNA SEAの数々のライブで締めとして演奏されていた曲です。

演奏される前の限りなくRAYLA様に近いRYUICHIによる「ががっでごい!!」はFINAL ACT2日目のWISHの演奏前と同じくらい感動しました。

 

 

以上が初日の感想です。

ただ駄文を書き連ねただけですが、これだけでもセトリのヤバさは伝わったと思います。

 

あと初日の開場前に株式会社MURA SEAの代表取締役時代が生んだ幻の華ムラ村隆一さんにお会いし90年代ポンコツヴィジュアル系についてお話させていただきました。

ありがとうございました。

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2日目の感想はYOSHIKI状態にならなければ、年末年始にアップ予定です。