こんにちは。株式会社UN ENDING STYLEの代表取締役こと†HIDEAKI†です。
現在、LUNA SEAはMOTHERとSTYLE発売時のツアーを再現した DUAL ARENA TOUR 2023を開催しています。
そして先日は歴史的名盤のMOTHERとSTYLEがセルフカバーされ発売されたことは翌日の朝刊の一面を飾った事で話題になったと思います。(大嘘)
そしてMOTHERとSTYLEで連日賑わっているので、今回は久々のアルバムレビューをしてみようと思います。
今回紹介するのはもちろんこちらのアルバムです!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
LUNACYです。
「だからそこはMOTHERかSTYLEじゃないのか」とやりきれない思いだけいつも噛み締めイラだちさえ感じてる方大変申し訳ありません。
終幕前のラストアルバムながら、とんでもないグルーブ感と楽曲クォリティを併せ持った大名盤です。
LUNACY
1.Be Awake
2.Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSH
3.gravity
4.KISS feat.DJ KRUSH
5.4:00 AM
6.VIRGIN MARY
7.white out
8.a Vision
9.FEEL
10. TONIGHT
11.Crazy About You
1.Be Awake
ライブ会場でのファンの歓声をサンプリングした音から始まるナンバー。
この曲の面白いところは曲自体はアップテンポなのに歌メロが切ないという矛盾を上手く融合している点だと思います。
自分が参戦したライブではまだ聴けてないので是非とも演奏して欲しいです。
2.Sweetest Coma Again feat.DJ KRUSH
STYLEの前半曲のような重たさにグルーブ感がプラスされた感じのナンバー。
Jの唸るようなベースラインがマジで神。
ヒップホップ的な要素を含みながらもロックと上手く融合した佳曲。
3.gravity
世紀の大名曲。
INORANのアルペジオにシューゲイザー味のあるSUGIZOのギター、それに絡みつくようなリズム隊と深みのあるRYUICHIの歌声。この時のLUNA SEAだから作り得た神曲です。
「gravity」=「重力」という言葉を使ってないのに魅了されるのはこの曲が持つ重力が凄まじいからだと思います。(上手くまとめた)
4.KISS feat.DJ KRUSH
イントロのシンプルながらカッコいいドラムで始まるパッションを感じる曲。
繰り返すようなJのベースラインも好きです。
曲の途中でJとSUGIZOがそれぞれの音をぶつけ合うような箇所があるのですが、ライブ映像を見てもらえばそのカッコ良さが伝わるかと思います。
LUNA SEAのライブに生きたまくりたいが為に今はラララ独り身で痛い状態でこの曲の歌詞やタイトルのような経験がないので全くわかりません💢💢💢💢💢
5.4:00 AM
携帯の着信音とピアノから始まるミディアムナンバー。
INORANのアルペジオとループするようなベースラインとシンプルなドラム、他の曲よりは抑えめのSUGIZOのギターというギターで引っ張るタイプの曲ではなく、どちらかといえばリズム隊主軸の印象を受けます。
RYUICHIの寝起きのような気怠げな声がとても良いですね。
雰囲気的にはBUCK-TICKの密室に近しいものを感じます。
敬虔なSLAVEであれば4:00AMに起きて「目覚めれば光り溢れていた...」と呟くのが日課になってるかと思います。
まぁ朝の4時に電話なんか鳴ったら普通はキレると思います。
6.VIRGIN MARY
MOTHERの時期を彷彿とさせるような幻想的なナンバー。
アコギのアルペジオと Jの寄り添うような優しいベースラインが非常に健康に良いです。
長尺曲ながらダレることなく聴かせる構成力に圧倒されます。
7.white out
切ないイントロから始まる限りなく透明に近い白系ナンバー。
AURORA的な雰囲気を纏った多幸感溢れるメロディーというヴィジュアル系好きにはブッ刺ささる曲です。
8.a Vision
この世で1番の名曲。
この曲は僕みたいなJスレを狂喜乱舞させる曲で、ベースは勿論のことライブでの煽りや、途中のJと SUGIZOの掛け合いがカッケェ過ぎて死にます。
個人的にFINAL ACTがベストテイクなので機会があれは見て欲しいです。マジで。
9.FEEL
前曲から繋がっている曲で怪しげな雰囲気が何処となくあります。
そして先程から何度も言っているように Jのベースラインが本当にやばすぎる。
gravityもそうなんですが、真矢のタメの効いたドラムも曲に良いアクセントをもたらしてらと思います。
CROSS TOURの神戸でレア曲枠として突如演奏されこの世の全SLAVEを大慟哭させたことでも有名です。(たまアリのグランドファイナルでも演奏)
10. TONIGHT
ライブの終盤に演奏されることの多い曲で、INORANがリードを弾いています。
シンプル且つストレートなロックチューンで、ライブで演奏されると一気に会場のボルテージが上がるので大好きな曲です。
ちなみにセブンイレブンでTONIGHTの歌詞を意識したであろうプリンが販売されてました。
黄身だけの夜食に...
11.Crazy About You
最後は J原曲のバラードで締め。
全てを優しく包み込んでくれるような曲でギター、ベース、ドラムの音が物凄く柔らかな感じがします。
出だしはRYUICHIの歌声含め楽器隊も少し熱が冷めたような演奏なんですが、徐々に熱が上がるような気迫のこもったプレイになってきます。(歌詞では熱を奪うって言ってるのにプレイは熱を帯びてる矛盾)
武蔵野の森の初日にアンコールで演奏されて大泣きしてしまい、大洪水で武蔵野の海になってしまったことは翌日の朝刊の一面にもなりましたね。
以上がLUNACYのレビューとなります。
なんかベースラインが良いぐらいしか言ってないうっっっっすいレビューですが最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます。
終幕前のLUNA SEAの熱いグルーブ感が堪能できる名盤だと思います。
RYUICHIの甘い歌声も前作よりもLUNA SEAサウンドにハマっている上にひとつひとつのサウンドがカッコいいのでLUNA SEA初心者にもオススメしやすいかと思います。
では何処かの空のし....
で...
ま...
お...う..
アーーーラァブラァブラァブ.....
もういっちょ行こうかー!!!!!ということでMOTHERの再録版のレビューもします。
1.LOVELESS
この世に存在するオープニングナンバーで1番の1曲目。
イントロのアルペジオから光が差し込むようなSUGIZOのフレットレスの音、扉が開かれるようなドラムと JのベースとRYUICHIの解放的な歌声。
原曲よりもベースが際立ってて非常に健康に良いです。
マジでこれ以上のオープニングナンバーは存在しないレベルの神曲。
RYUICHI手術後にレコーディングしてるのでどうなるか不安でしたが、先行配信されたこの曲を聴いて余計な心配でした。
2.ROSIER
LUNA SEAの定番中の定番曲。見上げた夜空を切り刻んでいたビールを飲みたい時に聴く曲。
若さ故のナイフのような鋭利さがあったRYUICHIの声が円熟した落ち着いた声と尖った部分が見事に融合した声へと変化していい意味でこの曲は大人っぽくなったと思います。
3.FACE TO FACE
恐らく今回のMOTHER再録で1番話題になった曲。
女性コーラスの起用や新しい音を入れてみたりと既存の曲なのに実験的な新曲を聴いてる感覚になります。
余談ですが、今回のツアーが良すぎるので来年のライブからはスレシを買って「もっと近くに..FACE TO FACE」状態でライブを観ようかと思います。
4.CIVILIZE
「愛するお前たちが、明日を不安に思う事も無く安らかに眠れるよう次の曲を占ってみよう。
シートゥモローエンドフューチャーオブザワー…ソーデスソーデスシヴァーライズ……」のMCでお馴染みの曲。
原曲だとかなり尖ってたこの曲ですが、年数を経たことにより大人のポジパン曲に変化したと思います。
今回の仙台公演は何かと治安が悪過ぎて欲望は腫れ上がる醜い金の亡者の街になってたのだけが残念です。
5.GENESIS OF MIND〜夢の彼方へ〜
「少し前に、少し前に、俺は、同じ夢を持った戦友をひとり失った。
俺は思った。
なぜ、なぜ人を愛しちゃいけないのか。
何で神はひたむきに愛する者を、許してはくれないのかを……。
なぜ夢を持っちゃいけない!!!」というMCで有名なLUNA SEA流の鎮魂歌。
RYUICHIの絞り出すような悲痛な声がとても心に響きます。
この曲が演奏された時、今年あった訃報を思い出してしまい泣いてしまいました。が、途中のブレイクの部分でメンバーコールした人がいたのは絶対に許せません。過激派なので。
僕は朝起きたら「目覚めれば 光り 溢れていた...」と呟くのが日課になってます。
6.AURORA
この曲もFACE TO FACE同様に話題になってたと思います。
元々白系の要素が強い楽曲でしたが、シューゲイザーになって帰ってきた気がします。
徐々に天に昇って行くような浮遊感のあるドラムのタム回しと随所に入るピアノの音が凄くいいです。
7.IN FUTURE
原曲より更に攻撃性が増したように思います。
アルバムだとパンクっぽいんですが、ライブで聴くとスラッシュメタルになるという面白い変化を遂げる曲でもあります。
退屈ナ戯言(レビュー)シカ言エナイRUDE BOYナノデ今スグコノブログヲ焼キ尽クシテクレ...
8.FAKE
この世の全てのSLAVEが再録でどんな感じになるのか期待と不安をそっと抱きしめていたであろう曲。
原曲よりも音がクリアになりどのように重なっているのかが明確になったと思います。
これマジで年末の大阪で初演奏されるのでは...?というレベルでライブを意識したような再録になってる気がします。
9.TRUE BLUE
出だしのギターからカッコ良すぎて神。
原曲ではノイズと共にフェードアウトするような形で終わりますが、再録では最後まで収録されています。
そろそろクリスマスですが僕はLOVELSSなので張り裂けそうな孤独の中あてもなく星を数えたり、満たされない想いの中作りかけのパズルを抱いてます..KANA SEA..
10.MOTHER
白系バラードの原点にして頂点。
この曲もTRUE BLUE同様にフェードアウトではなくライブアレンジverになっています。
またヴァイオリンも足されているのでこの曲が元来持っていた荘厳さがより増したように感じます。
LOVELSSもそうなんですが、この曲も音の空間の広がりが素晴らしくて本当にスティーブリリーホワイトとLUNA SEAの相性は良すぎるなと実感しております。と古代レリーフは語ってます。
STYLEもそうなんですが今回のセルフカバーは原曲の持つ良さはそのままに進化・深化・神化したLUNA SEAの演奏力とスティーブリリーホワイトとの化学反応により曲に説得力を更に持たせたアルバムになったと思います。
LUNATIC TOKYOと真冬の野外を観てから実際に今回のツアーを体感するとその進化具合に終始驚かされっぱなしでした。
大阪に参戦する日まで不安に思うことなく安らかに眠れるよう次の曲を占ってみようと思います。
シートゥモローエンドフューチャーオブザワー…ソーデスソーデスシヴァーライズ……
いつか何処かの空の下でまた逢おう...