貴社の記者が汽車で帰社する

音楽で人生が形作られている男の戯言

不定期音源レビューVol.5

こんばんは。

仙台の狂い咲く毒の華こと†HIDEAKI†です。

前回の不定期音源レビューでは存在しないものをレビューしたので今回は非常に大真面目に音源レビューをしたいと思います。

 

 

今回レビューするのは.....

 

 

全人類が聴いているといわれているバンド・LUNA SEAの最大のヒット曲であり、「この世で1番の名曲」と謳われている「Claustrophobia」です。

LUNA SEAのヒット曲はROSIERとかI for Youだろ」とか「せめてSINGLESのDISC2をレビューしろ」と思われた方大変申し訳ございません。

この曲があまりにも名曲過ぎるのと、ペケこと旧Twitter如きには書ききれない程のこの曲に対する僕のA.I.にッ!気付いてくだッさッいッ↓僕がン(この文章を)したためてあ☆げ☆るゥ↑状態なのでお許しくださいませ。

 

レビューに際してClaustrophobiaを聴きながらこの文章を書いているのですが、余りにも名曲過ぎてこれ↓になってます。

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神曲すぎて気絶しながらスマホポチポチしてたら、いつの間にか以下の駄文が4:00AMに目覚めれば完成していました....

 

真矢の重たいバスドラムと世界一使い所が上手く太鼓の達人にも導入して欲しい程に均整の取れたリムショットが虚空に鳴り響き、TAK トーンならぬSUGI トーンをこれでもかと使用した美しいフレットレスギターの音色、少し間違えれば途切れてしまいそうな程に繊細で儚いINORANアルペジオ、一切の感情を排除したかのように冷たく淡々と刻まれるJのベースが見事に融合し、そこにRYUICHIのエロスさえ感じる低音ボイスが混ざり合うことでデカダンスで陰鬱とした世界観を見事に表現しています。

 

ややタメを効かせた真矢のドラムが非常に効果的で、「ここでこの音が聴きたい」というリスナーのツボを上手く抑えたサウンドを聴かせてくれます。

また起伏のない機械のようなJの淡々としたベースラインもこの曲が持つ暗黒世界に毒の華を添えており、間奏で聴くことのできるBOØWYのWORKING MANのような孤独なベースソロで全俺が慟〜ドウコク〜哭してしまいます。

そしてベースソロの静寂からハッと目を覚まさせるかのようなスネアの一打で曲は終盤へ突入します。

前半では低音を響かせていたRYUICHIは後半にかけて感情的になっていくドラマティックな展開に涙を禁じ得ません。

 

Dejavuではコンクリートの隙間があったのにこの曲では外を見ることさえもできないコンクリートの部屋になってたり、幾千の血が流れる不良品もいいとこのモニターや、ドラえもんの秘密道具にありそうな本の世界の中で旅をできる本だったりと不思議な歌詞の曲ではありますが、Claustrophobia=閉所恐怖症をここまで上手く表現した曲は古今東西あったでしょうか?いやない。

それ程までにこの曲の完成度はLUNA SEA、90年代VISUAL−KEI、この世に現存する音楽の中でトップクラスなのです。

(ちなみにアタクシがL'Arc−en−Cielで1番好きな曲がShutting from the skyでその原曲のタイトルがClaustrophobiaという謎の共通点があったりします)

 

また、SIN AFTER SINに収録されている本曲の最初の映像では、かの有名なExtasy石切場こと大谷資料館で撮影されていたりします。

*何故Extasy石切場と呼ばれているのか

ペケ日本のForever LoveGLAYSOUL LOVEがここで撮影されており、偶然にもExtasy Recordsのバンドだったので一部の奴隷達の間でこう呼ばれています。

 

いかがだったでしょうか?

僕のClaustrophobiaに対するA.I.は伝わったでしょうか?

今年はツアーでSEARCH FOR MY EDENの再現をやるのでこの曲も恐らく聴ける可能性が高いです。(寧ろ演奏してもらわないと困る)

ガーデンシアターとExtasy石切場こと宇都宮に参戦する予定なので演奏されて嬉しさという名の灰になれることを心の何処か願っています。

 

では壁の向こう側 人が叫んでも誰も気づかないこんな街の何処かの空の下でまた逢おう...