貴社の記者が汽車で帰社する

音楽で人生が形作られている男の戯言

衝撃を受けたドラマー

世を忍ぶ仮の高校時代に僅かながらドラムをやっていました。

素人に毛が生えた程度なので自慢できるようなテクニックはありません。

今回は私の約7万と23年の人生に衝撃を与えたドラマーを紹介していきたいと思います。

 

YOSHIKI (X JAPAN)

YouTubeでXJAPANの演奏を見たのがきっかけでドラムを始めました。

ドラムスティックは最初の頃はYOSHIKIのモデルを使用していました。今は叩きすぎてボロボロになってしまいましたが、大切に保管してあります。

テクニックやリズムキープが上手くないとよく言われますが、音の鳴りにくいクリスタルドラムで速い曲を激しく叩けるかといったら無理なので、そういった点ではやはり凄いドラマーだと思います。

 

・真矢 (LUNA SEA)

初めてLUNA SEAの曲を聴いた時に「こんなフィルインもあるのか!」とドラム初心者の私に衝撃を与えたドラマーです。90年代ヴィジュアル系でも指折りのテクニックを持っています。

真冬の野外でドラムセットごと回転させたのは今でも語り草になっています。

ちなみに2代目のドラムスティックは真矢のモデルでした。

 

yukihiro (L'Arc~en~Ciel、ex.ZI:KILLDIE IN CRIES)

言わずと知れた世界的バンドのL'Arc~en~Cielの3代目ドラマーです。

リズムマシンのような正確無比なドラムプレイが持ち味です。また、ブレイクビーツなどを取り入れるなど異色のドラマーでもあります。

ZI:KILLDIE IN CRIES時代は今よりもキレッキレのドラムを叩いていたので是非聴いてみてください。

 

ライデン湯沢殿下 (聖飢魔II)

個人的に日本で1番(いや魔界で1番?)上手いと思うドラマーです。

ワンバスでありながら、高速ヒールアンドトゥーとフロアタムにより恰もツーバスを踏んでるかのような音を出し、細身の身体からは想像できない爆音を奏でる悪魔(雷神の息子なので正確には神)です。

また、聖飢魔IIの音楽性もありメタルからジャズ、フュージョン等まで叩きこなせるのは正に悪魔としか言えません。

ちなみに3代目のスティックは殿下のシグネチャーモデルです。

 

菊地哲 (D'ERLANGER、ex.BODY、CRAZE、ZI:KILL)

80〜90年代ヴィジュアル系バンドのドラマーで最も鋭利な音を聴かせてくれるドラマーです。

盟友・瀧川一郎の鋭利なギターに合うのは彼しかいないと言っても過言ではありません。

また、D'ERLANGERのMOON AND MEMORIESやZI:KILLのHEROのようなタム回しが激しい曲は全て名曲です。

 

・S・A・B (AION)

かつて「東のX 西のAION」と言われたほどに人気を二分したAIONのドラマーです。

AIONにはインディーズ期からメジャー中期ぐらいまで在籍しました。

彼の特徴はなんと言っても重たいドラムの音と圧倒的テクニックで、AIONがバカテクバンドと言われた理由でもあります。

特にMA-G-MAという曲のドラムがヤバイので是非見てください。

 

湊雅史 (ex.DEAD END)

ヴィジュアル系の始祖と言われLUNA SEA黒夢Janne Da Arcなど各方面に多大な影響を齎した伝説的バンドDEAD ENDの元ドラマーです。

19歳で札幌のSABER TIGERに加入するなど当時からテクニックは折り紙付きでした。

DEAD ENDに加入してからはそのドラムプレイでDEAD ENDの音楽性の幅を広げるのに一役買いました。

 

・SAKURA (ex.L'Arc~en~Ciel)

ラルクの2代目ドラマーで個人的には当時のヴィジュアル系バンドでもトップクラスに上手いドラマーだと思っています。

また私が一番好きなドラマーでもあります。

ロックな曲にジャズ・フュージョンのような柔らかいフレーズを落とし込んだようなプレイスタイルは今聴いても衝撃的です。

そのため、ラルクは初期の方が好きな曲が多いです。

ちなみにDEAD ENDの湊のローディーをしていたそうなので、ドラムプレイも何処と無く似ている気がします。

 

・Kami (MALICE MIZER)

かつてヴィジュアル系四天王と言われ、GACKTも在籍したバンドMALICE MIZERのドラマーです。

師匠がSAKURAなので、ドラムプレイや音も随所にSAKURAに影響を感じられます。

au revoir」、「ヴェル・エール〜空白の瞬間の中で〜」は特に彼のドラムを堪能できます。

残念ながら亡くなってしまいましたが、彼がいたおかげでMALICE MIZERはあの唯一無二の世界観を構築できたんだなと思います。

 

・SHONO (ex.ROUAGE)

ドラムプレイは勿論ですが、どちらかと言うと作曲センスで評価されている珍しいドラマーだと思います。

ROUAGEのメロディアスな楽曲の殆どがSHONO作曲で、特に「蜃気楼」はROUAGEでもトップクラスの名曲です。ただ、この曲の楽器隊参加ver.が現時点では8cmシングルの「月の素顔」のカップリングでしか聴けないため、若干プレミア化しています。

 

五十嵐公太 (ex.JUDY AND MARY)

YUKIが在籍したことでも有名なバンドJUDY AND MARYのドラマーです。

メンバーが良い意味ではっちゃけてるJUDY AND MARYを安定且つテクニカルなドラムプレイで解散まで支え続けました。

作曲数こそ少ないものの「散歩道」等の名曲を作ってくれました。

 

 

長々と書きましたが他にも好きなドラマーはいっぱいいます。

ほぼ90年代ヴィジュアル系なのが申し訳ないです。

 

 

ではまた何処かで....