不定期音源レビューVol.7
皆様ごきげんよう。
Claustrophobia狂いのHIDEAKIです。
暑過ぎて毎日これ↑になってます。
最近色々とCDを買ったので久々に音源レビューなるものをやろうと思い今この文章をコーラ片手に執筆しています。
本日レビューするのは・・・・・
福山雅治の「伝言」です。
Madeth gray'llの「Lucifer〜魔鏡に映る呪われた罪人達と生命の終焉〜」だと思われた方大変申し訳ございません。
これもレビューを考えたんですが偉大な先人が既にブログにてレビューされてますし僕のようなMadeth gray'll初心者が駄文で書くよりも、素晴らしい文章が書かれているので、気になる方はそちらをお読みください。
まぁ前置きはさておき早速レビューに行ってみたいと思います。
伝言(1990)
1.PEACE IN THE PARK
2.DEAD BODY
3.まぼろし
4.BLUE SMOKY
5.古い友への手紙
6.追憶の雨の中
7.かなしみは・・・・・
8.WHITE LIGHT WHITE HEAT
9.WIND FROM JUNGLE
10.I LOVE YOU
まずアルバムタイトルの「伝言」は「あの言葉を伝えたい」とPRECIOUS...に変換できるので実質LUNA SEAのアルバムだという事が一目瞭然だと思います。
福山雅治がアップで写されたジャケ写はBUCK-TICKの「SEVENTH HEAVEN」に似ているので実質BUCK-TICKのアルバムでもあるわけですね。
そして発売日はなんと4月21日なんですが、これはXの「BLUE BLOOD」とLUNA SEAの「LUNA SEA」と「EDEN」の発売日と一緒なので福山雅治はExtasy Records所属のアーティストと言っても差し支えありません。
そろそろ曲紹介行きたいと思います。
1.PEACE IN THE PARK
ダークな雰囲気の導入部がD≒SIREの「終幕の情景」収録の「Re:deem」っぽくて間違ってD≒SIREのアルバムを再生したと思ったらすぐに疾走感溢れるビートロックナンバーが展開され安心しました。
歌声はTUSKに氷室京介を足した感じでかっこいいです。
歌詞の「欠けた歯車」な部分は歯車の意味を持つバンドROUAGEが後ほど現れることを示唆していると思われます。
2.DEAD BODY
まずタイトルが90年代VISUAL−KEIのアルバムに一曲はある暴れ曲っぽいです。
ただ曲調としてはシンセを使用した80年代っぽい感じでザクザクと刻むリフやタメの効いたリズム隊など非常に聴きやすい曲となっています。
DEAD BODY=BODYの解散を既に予言していると思われます。
3.まぼろし
タイトルがマジでV系のそれ。
内省的な歌詞や全体的に淡々としながらも妖しげなミドルテンポの曲調は「CLOSE DANCE」期のZI:KILLを彷彿とさせるので、ZI:KILLの未発表音源と言われても違和感がないレベルでマジでZI:KILLです。
4.BLUE SMOKY
前曲から一変して軽快でおしゃれなロックンロールナンバーです。
後期のZI:KILLならありそうな曲調で歌詞はZI:KILLとMORAL期のBOØWYを足して割った感じです。
5.古い友への手紙
イントロのドラムの一節がBUCK-TICKの「独壇場Beauty」で「オーマイガッ神様も使えないなそれなら勝手にやっちゃえ」になりました。
(家にはワインも煙草も薔薇もありませんが)
ZI:KILLのラストアルバム「ROCKET」に入ってそうなミドルナンバーで、所々に入ってるシンセが何処となくホッピー神山っぽいです。
6.追憶の雨の中
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大変申し訳ございません。あまりにも名曲過ぎて取り乱してしまいました。
↑マジでこれ本当にこれ
これすぎてこれ
まずタイトルなんですが「追憶」という部分ははD≒SIREだったりMadeth gray'llで使用されており、「雨」という単語はヴィジュアル系バンドは大好物で、更にこの曲のドラムがDEAD ENDの湊雅史なので「福山雅治=90年代VISUAL−KEIバンドマン説」と同時に「V系の始祖」であることが揺るぎないものとなりました。
(名前も「雅」で共通してるし・・・)
曲調としてはこれまた90年代VISUAL−KEIバンドお得意のビートロックで刻みまくるリフとバッキングにはアルペジオ(?)が使用されており非常に聴きごたえのある構成となっています。
このテンポのままで終わるのかと思いきや最後はしんみりと終わります。
7.かなしみは・・・・・・
裏ジャケットだと6点リーダーなんですが、ブックレットには「かなしみは・・・」と3点リーダーで表記されており、「亡骸を・・・」を彷彿とさせることから実質黒夢であり実質名古屋系バンドだということが一目瞭然かと思います。
ピアノを使用したバラードで林プロデュースかと思いましたが、そんな事なくて何故か安心しました()
しんみりとした終わり方をした前曲との繋ぎが非常に素晴らしいです。
歌詞の「仮面」とはLUNA SEAの「IMITATION」やFANATIC◇CRISISのインディーズ時代の大名盤「MASK」、DIE IN CRIESの「仮面の下の表情」やL'yse:noreの「仮面の告白」等を指してると思われます。
8.WHITE LIGHT WHITE HEAT
何かを皮肉るような歌詞が特徴のパンクっぽい曲です。
パンクはCOLORやかまいたち、BY-SEXUALなどのバンドが拠点としていた関西ヴィジュアル系シーンに多く見られたので実質Free-will 系であることがお分かり頂けるかと思います。
9.WIND FROM JUNGLE
Jealousyに収録されてる石塚先生作曲のインストナンバー?!
前曲がが「WHITE」って単語が付くので「White Wind From Mr.Martin〜Pata's Nap〜」と空目しそうになります。
パーカッションの音がこれでもかと使用された軽快なナンバーです。
イントロのパーカッションとタム回しの音が気持ち良すぎて神。
10.I LOVE YOU
BODYの大名曲のタイトル。
ギターのみを使用したバラードで内省的な歌詞や曲調はBODYというよりかはZI:KILLの「I LOVE YOU」に近いかもしれません。
終始暗い歌詞ではありますが最後は少し希望を持たせるような感じで終わります。
いかがだったでしょうか?
終始「〜っぽい」しか言っていない双方に失礼なレビューとなってしまい大変申し訳ございません。
この頃の福山雅治の歌声はTUSKやGilles de RaisのJOEなどのハスキー系に氷室京介を足した感じなのでマジで90年代VISUAL−KEIなんですよね。(歌唱力はもちろん福山雅治に軍配があがる)
アルバムとしてはバラードなどのミドルテンポのナンバーとアップテンポなナンバーとの比率が良く曲の完成度も高いので「V系っぽい」というふざけた補正を抜きにしても、ちゃんと名盤だと思います。
1枚目にして「福山雅治」という1人のアーティストを堪能できるアルバムなのでV系ファンやこの年代のロックが好きな方は是非聴いてみてください。
https://youtu.be/as3MY_EEGsQ?si=zNLj0XZT63i8x5VY
世紀の大名曲なので全人類聴いてください
ではまた何処かの空の下で逢おう...